・ビットコインに投資するメリットってなに?
・ビットコインの将来性について知りたい!
仮想通貨の中でも最も供給量が多く、メジャーなビットコイン。
「仮想通貨を始めようと思っているけど、ちょっとためらっている…」
「ビットコイン投資のメリットをもっと知りたい」
とお悩みではないでしょうか?
こちらの記事では
- ビットコインに投資するメリットとデメリット
- ビットコインの将来性
- ビットコイン投資の初心者向けおすすめ戦略
などをお伝えしていきます。
初心者に知っておいてほしい情報をまとめました。始める前にザッと知識を頭にいれておきしょう!
ビットコインに投資するメリット
ビットコインに投資するメリットは、以下の3つです。
- ボラティリティーが高い
- 右肩上がりに成長している
- 偽造されない
1. ボラティリティーが高い
ビットコインは1日に価格が5〜10%ほど上下することがあり、こういった性質のことを「ボラティリティーが高い」と表現します。
■ ボラティリティー(Volatility):
価格が変動する割合のこと。価格の変動が大きいことを「ボラティリティーが高い」と言い、小さいことを「ボラティリティーが低い」と表現する。
ビットコインは価格変動が大きいので、「ボラティリティーは高い」部類に入る。
ビットコインはボラティリティーが高いため、儲けを出しやすいのです。
日本に仮想通貨の取引所が増え始めた2017年、ビットコインの価格は1BTCが10万円前後で推移していました。
しかし、2021年10月には過去最高値の1BTCおよそ777万円まで上昇。
価格は数年で70倍にもなっています。
他の金融商品と比較し、儲かりやすいのが特徴(もちろん、逆に損をする確率も大きくはなります)。
初心者が少額で始めても、ボラティリティーが高いため得られるリターンが大きくなるのがメリットの一つです。
2. 右肩上がりに成長している
長期的に見ると、ビットコインの価格は右肩上がりに上がっているため投資するメリットがあります。
2014年から現在(2022年4月)までのグラフを見てみましょう。
価格は上下しながらも、右肩上がりに上がっていることが分かります。
細かく売買をしなくても、初期にビットコインを購入した人は保有しているだけで大きな利益を得ていることでしょう。
また、ビットコインを法定通貨として採用した国もあります。
2021年9月には中米エルサルバドルが、そして2022年4月には中央アフリカ共和国がビットコインを法定通貨として採用することを発表。
ビットコインが徐々に世界的に普及していることからも、今後も価値は上がっていくことが予想されます。
参考:中央アフリカ、ビットコインを法定通貨に 世界で2カ国目|ITmedia
3. 偽造されない
ビットコインはデジタルな技術ですが、偽造や改ざんなどは「事実上不可能」なため安心して投資することができます。
これを支えているのがブロックチェーンという技術。
■ ブロックチェーン:
取引履歴を暗号技術によって過去から1本の鎖のようにつなげ、正確な取引履歴を維持しようとする技術のこと
ビットコインの取引データはすべてブロックと呼ばれる箱に記録されます。
そして一つひとつのブロックがすべて鎖のように繋がっていくため「ブロックチェーン」と呼ばれています。
ブロックチェーンには
- ブロックチェーンのデータは利用者全てのパソコンに分散されて保存される
- 過去のデータを改ざんすることができない
などのメリットがあります。
理論上は改ざんすることが可能でも、実際は世界中のパソコン内のデータを改ざんすることは「事実上不可能」。
以上のことからビットコインは偽造できないため、投資するメリットがあると言えます。
ビットコインに投資するデメリットや危険性
ビットコインに投資するデメリットや危険性は、以下の3つです。
- ハッキングなどのリスクがある
- 価値が担保されていない
- 誰も責任を取ってくれない|全て自己責任
1. ハッキングなどのリスクがある
仮想通貨取引所のセキュリティに脆弱性があると、ハッキングによって仮想通貨を盗まれてしまう可能性があります。
日本でも過去に以下のような事件が起きています。
- マウントゴックス事件:2014年、約470億円のビットコインが流出
- コインチェック事件:2018年、約580億円のNEM(ネム)が流出
これを聞いて「仮想通貨はハッキングされるからやっぱり危ない!」と感じた方はちょっと待ってください!
例えば銀行が銀行強盗に遭った場合、「銀行にお金を預けておくのは危ない!」と考えて預金を辞めるでしょうか。
その場合は「セキュリティがしっかりしている他の銀行に変えようか」と考えるのではないでしょうか。
仮想通貨の場合も同じです。
セキュリティのしっかりしている取引所を選ぶなどの対応が可能。
金融庁が発表している「暗号資産交換業者登録一覧」に登録されている取引所を選ぶようにしましょう。
参考:暗号資産交換業者登録一覧
暗号資産交換業者登録一覧に登録されている中でも、おすすめの取引所をこの記事で紹介します!
2. 価値が担保されていない
ビットコインは銀行のような発行体が存在しないため、価値が担保されていないことがデメリットです。
円やドルなどの法定通貨は、中央銀行といった発行体が価値を担保してくれています。
ビットコインは誰も価値を担保していないため「ビットコインはもういいや」という人が増えると、ビットコインの価値はどんどんと下がっていく可能性があります。
しかし
- エルサルバドルや中央アフリカがビットコイン法定通貨として採用
- キャッシュレス化が推奨されている
- ボーダーレス化の進行
などの理由から、今後ますますビットコインの価値は上がるのでは?と考えられます。
3. 誰も責任を取ってくれない|全て自己責任
ビットコインは日本円などと違い特定の管理者が不在なため、何か不利益が生じても全てが自己責任となります。
たとえば
- 仮想通貨ウォレットのログイン情報を忘れた
- ビットコインを間違ったアドレスに送金してしまった
- ハードウォレットが盗まれた or 壊れた
などの事象は全て自己責任。
管理者がいないため、問い合わせしたくてもできません。
なので
- 仮想通貨周りの情報はきちんと管理する
- 送金するときはまず少額で試してみる
などの対策を行うようにしましょう。
最初は難しいかもしれませんが、勉強していくうちにどんどんITリテラシーが向上していきますよ!
ビットコインの将来性|みんなが買う理由は?
ビットコインの将来性と、これだけ世界中の人々が買っている理由は以下の3点です。
- ビットコインは安全な金融資産になるから
- 1BTCは5,000万円以上になる可能性があるから
- 世界共通の通貨になるから
1. ビットコインは安全な金融資産になるから
将来的に、ビットコインは安全な金融資産となることが予想されます。
なぜなら
- 有限である(発行は2100万BTCでストップ)
- 偽造が事実上不可能である
- 中央集権的でない(管理者がいない)
などの理由からです。
政府などの管理者に紐付いておらず、また発行上限があるビットコインは資産運用にはもってこいということですね。
2. 1BTCは5,000万円以上になる可能性があるから
将来的に1BTCは5,000万円以上になる可能性があります。
書籍『「積み立てビットコイン」を始めなさい』では、きちんとした根拠を元に計算されています。
Q&A形式で書かれている、初心者でもとても読みやすい本です!
こちらの書籍では将来のビットコインの価格を、以下の3つのモデルをベースに計算されています。
- 金(ゴールド)
- 世界基軸通貨
- 米ドル
つまり、
- 「ビットコインが金と同じ価格になったとしたらいくらになるか?」
- 「ビットコインが世界基軸通貨と同じ価格になったとしたらいくらになるか?」
- 「ビットコインが米ドルと同じ価格になったとしたらいくらになるか?」
といった角度から計算されています。
その結果、いずれの場合も1BTCが5,000万円以上になる結果に。
もちろんこれは予想なので「100%ビットコインの価値が5,000万円以上になる!」というモノではありません。
より詳しい計算方法が知りたい方はぜひ本書をチェックしてみてください。
■ 合わせて読みたい
>【初心者向け】書籍「積み立てビットコインを始めなさい」から学んだ3つのこと
3. 世界共通の通貨になるから
将来的にビットコインは世界共通の通貨になる可能性があります。
- 中央管理者がいない
- P2Pで個人間で送金ができる
- 送金手数料が安い
などの理由からです。
ビットコインを1Satoshi以上(ビットコインの最小単位)を保有するアドレス数は過去最高を記録。4,027万アドレスになっています。
参考:ビットコイン保有アドレス数は過去最高更新、急落相場も一部クジラは買い増し継続|COINPOST
世界中でビットコインの所有者数が増えれば、ますます世界共通の通貨へと近づきます。
特にビットコインが普及しているのがアフリカ。
2020年〜2021年の1年間で仮想通貨の受け入れ額は、なんと1,200%以上成長しています。
参考:個人層の仮想通貨普及が進むアフリカ、前年比12倍の成長率|COINPOST
世界では銀行口座を持っていない人が何億と存在しているんですね。
そんな方々もスマートフォンは持っている。
これらの要因から、スマートフォンがあれば送受信ができるビットコインは将来的に世界共通の通貨となる可能性があります。
ビットコインのおすすめ取引所2選
わたしがメインで使っている取引所は、以下の2つです。
- ビットフライヤー
- コインチェック
最初はこの2つを開設しておけば十分かなと思います。
✓ ビットフライヤー
- ビットコイン取引量6年連続 No.1※
- 業界最長7年以上ハッキングがゼロ
- 1円からビットコインを買える
などの特徴があります。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016年 〜 2021年の年間出来高(差金決済 /先物取引を含む)
>【超初心者向け】ビットフライヤーで口座開設する手順【6ステップでOK】
✓ コインチェック
コインチェックは以下のようなメリットがあります。
- 国内暗号資産取引アプリのダウンロード数がNo.1(2021年上半期)
- 取引所の取引手数料が無料
- 親会社が東証一部上場企業のマネックスグループなので安心
取引手数料が無料なので、頻繁に取引しても安心です。
「まずは試しに少額からビットコインを買ってみたい…」という方にピッタリ!
>【超初心者向け】コインチェックで口座開設する手順【簡単2ステップ】
ビットコインに投資するときのおすすめ戦略
初心者なら「BTCコスト平均法」がおすすめ
初心者におすすめする買い方は、毎月定額分のビットコインを購入し続ける「BTCコスト平均法」です。
「BTCコスト平均法」は「ドルコスト平均法」をモデルにしています。
■ ドルコスト平均法とは
→ 決まったタイミングで同じ「購入額」(1万円など)を買い続ける手法。
・相場が下がっても上がるときにチャンスとなる
・時間分散でき購入平均価格が抑えられる
・初心者でも少額からスタートできる
などのメリットがある。
「毎月25日に1万円分のビットコインを購入する」などを決め、あとは機械的に購入し続けるだけ。
購入するタイミングを時間分散することで、平均購入単価を下げることが可能です。
「毎月同じタイミングで購入するなんてめんどうだし、絶対に忘れる…」という方は「bitFlyerかんたん積立」や「コインチェックつみたて」の利用がおすすめ。
基本的に「定期購入する設定をして、あとは放置」でOK。
積み立てサービスを使えば強制的に継続できるので、利用がおすすめです!
ドルコスト平均法のデメリットは「右肩下がりが続く相場では損をする」ということ。
ただ、将来的にはビットコインは値上がりが予想されるため、ドルコスト平均法は最適な方法である…と言われています。
■ 合わせて読みたい
>【初心者向け】書籍「積み立てビットコインを始めなさい」から学んだ3つのこと
ビットコインに関するQ&A
Q. ビットコインってスマホでも買えるの?
パソコンを持っていなくてもスマートフォンのみでビットコインを購入することは可能です。
当ブログでも、取引口座の開設からビットコイン積み立ての設定まではスマートフォンのスクリーンショットを用いて解説しています。
ただ、長い目で見た場合パソコンも使えるとベターです。
パソコンの方がスマートフォンよりも仮想通貨を保存しておく「ウォレット(財布)」の種類も多く、セキュリティ対策として安全です。
「より安全に仮想通貨を保存したい」という場合はパソコンを使いましょう。
Q. ビットコインっていくらから購入できるの?
取引所によって異なりますが、コインチェックの場合は500円から購入が可能です。
1ビットコインが500万円すると知って「ビットコインって500万円もするの?絶対買えない!」と思われる方がいますが、ビットコインは0.001BTCという単位で購入ができます。
コインチェックつみたての場合は月1万円から設定が可能なので、1日あたりで考えると300円くらいで買えることになります。
大金を持っていなくてもビットコインに挑戦できます。
Q. ビットコインを買うのが正直まだ怖いです…
「仮想通貨を買うのはどうしても抵抗がある」という気持ちはとてもよく分かります。
その場合は「bitFlyerクレカ」を使ってみるのはどうでしょうか?
普段使っているクレジットカードをbitFlyerクレカに置き換えるだけで、ポイントの代わりにビットコインを貯めることができます。
■ 合わせて読みたい
> 育児しながら手軽にビットコインを貯める方法【クレカを申し込むだけ】
Q. ビットコイン投資って何から始めるべき?
まずは取引所の口座開設を行いましょう。
この記事ではわたしも普段使っている「初心者におすすめの仮想通貨取引所」を紹介しているので参考にしてください。
まとめ
この記事では
- ビットコインに投資するメリット
- ビットコインに投資するデメリットや危険性
- ビットコインの将来性
- ビットコインのおすすめ取引所
- ビットコインに投資するときのおすすめ戦略
をそれぞれお伝えしてきました。
ビットコインに大切な資産を投資する前にメリットやデメリットなどはザッと頭に入れておいてください。
今後ますます普及し、盛り上がりが予想されるビットコイン。
「まだちょっと仮想通貨を始めるには抵抗がある…」という方は、まずは小さく動いてみましょう。
■ 合わせて読みたい
>【超初心者向け】仮想通貨の始め方を紹介|3ステップでOK!