・将来どんな変化が起こるの?
・今から未来に備えてやっておくことはある?
・未来の予想について、有識者の意見が知りたい
将来にどんな変化が起こるかが分かれば事前に準備ができますよね。
実際にこの20年、10年でも価値観が大きく変化し、また新しいテクノロジーも続々と登場し、わたしたちの生活を変えています。
10年前は一般的でなかったスマホも、今やほぼ全員が持ってますよね…!
この記事では「未来を予測している」おすすめ本を5冊紹介します。
概要もざっくり紹介するので、気になった本はぜひ手に取ってみてください!
なぜ未来を予測する必要があるのか
「将来こんな変化が起こる可能性があるのか〜!」とざっくりと頭に入れておくだけでも大きなメリットがあります。
なぜなら
- 世界の変化を俯瞰的に見れる
- 将来起こり得るリスクに備えて準備ができる
- 消費者の心理を理解できる(=売上げアップに繋がる)
など、変化に柔軟に対応できる自分になれるからです。
「将来AIが普及するため、スーパーのレジ係はなくなる可能性が高い」と分かっていたら、今からレジを極めよう!とはなりませんよね?
この例は極端かもしれませんが、「将来の変化に備えて準備をしておく」ことでリスクを回避することが可能です。
また、「消費者の心理」の変化を押さえることも大切。
わたしたちの「購買傾向」も時代と共に変化します。
こういった変化や将来起こり得るリスクに対応していくためにも、未来を予測している本から学ぶことは大切です。
未来を予測しているおすすめ本5選
パーパス 「意義化」する経済とその先
パーパスとは「社会的存在意義」のこと。
これまで企業は「利益を出すこと」を重視していました。しかし、今後は
- 企業は何のために存在するのか
- 社会においてどのような責任を果たすのか
といった社会的な存在意義(=パーパス)を求められるようになります。
消費者であるわたしたちも「ただものを買う人」から「社会を良くするために消費をする市民」へと変化しています。
こういった変化を踏まえると、企業や個人は
- 顧客との関係の長期化 →「売って終わり」ではない
- 環境問題や格差問題、ダイバーシティなどの社会課題と向き合う
- 我々は誰なのか?を伝えていく必要性
などが求められるようになります。
「意義化した経済の先」として、個人の働き方についても記述があるため「今後は個人としての影響力を高めていきたい!」と思っている方はぜひ本書をお読みください。
2030年の未来マーケティング
本書では「個のデザイン」という概念が今後重要になる、と語られています。
個は主に個人のイメージですが、場合によっては家族、近しい関係者とのコミュニティ、小さな行政、小さな企業ということもあるでしょう。
引用|2030年の未来マーケティング
個がライフスタイルをデザインし、ライフスタイルの変化がワーク(働き方)やビジネス(仕事)の形を変えていきます。
つまり、今後は「自分が心豊かに暮らせるライフスタイルは何か?」を考えていく必要性があるということ。
本書では
- 2030年のライフスタイル
- 2030年の社会デザイン
- 2030年の新規ビジネス
について様々な予測・ヒントが散りばめられています。
わたしたちは今回のコロナ・パンデミックで外出できないなどの制約がある中でも「どうすれば快適に生活することができるか?」を考え抜いてきました。
本書を参考に「自分の理想のライフスタイルはなにか?」を考えてみてください。
ワーク・シフト ―孤独と貧困から自由になる働き方の未来図<2025>
ライフ・シフトで有名なリンダ・グラットンの著書。
ライフ・シフトもおもしろいのですが、わたしのオススメはこちらのワーク・シフト。
この本が出版されたのは10年前の2012年。「10年前の本かぁ…」と思うなかれ。2022年の今読んでも学べることはたくさんあります。
働き方を<シフト>させるための3つの資本として
- 広く浅い知識を持つのではなく、いくつかの専門技能を連続的に習得する
- 幅広さと強さを持つ人的ネットワークを構築する
- バランスのとれた働き方を選ぶ勇気を持つ
が必要だと紹介されています。
10年前の本とは思えないくらい現代の変化を言い当てています。
タイトルから分かるように「2025年」までの変化を予想しているので、今から読んでもあと3年分は役に立つこと間違いなしです!
絆徳経営のすゝめ 〜100年続く一流企業は、なぜ絆と徳を大切にするのか?〜
絆徳(ばんとく)とは「あなたが相手に良いことをするので、ずっと一緒にいられる関係性」のことを言います。
今後は道徳的な行いによって絆を作っていくことが大切。
「100年続く一流企業は〜」のタイトルからも分かるように、本書は経営者に向けて書かれてします。
しかし、個人レベルでも大切な価値観になる可能性は高いと思います。
- 取引先に良いことをするから、取引を継続できる
- 奥さんに良いことをするから、ずっといい関係でいられる
- フォロワーさんによいことをするから、ずっとフォローしてもらえる
など、これからの時代に必要な価値観を学べます。
参考:絆徳経営のすゝめ| 100年続く一流企業は、なぜ徳と絆を大切にするのか?
つみたてNISA、iDeCoより「積み立てビットコイン」を始めなさい
わたしが「ビットコインを積み立てしてみよう!」と思い立った一冊。
- 将来なぜビットコインが5,000万円以上になるのか?
- ビットコインの市場規模はどうなるか?
- いつのタイミングでビットコインの価値が上がるか?
などの予測が初心者にもわかりやすく書かれています。
以下に本書のポイントをまとめたので、合わせてお読みください。
>【初心者向け】書籍「積み立てビットコインを始めなさい」から学んだ3つのこと
まとめ
この記事では
- 未来を予測することの必要性
- 未来を予測しているおすすめ本5選
をそれぞれご紹介してきました。
リンダ・グラットンの「ワーク・シフト」の中で、SF作家ウィリアム・ギブスンのこんな言葉が紹介されています。
未来はすでに訪れている。ただし、あらゆる場に等しく訪れているわけではない。
引用:ワーク・シフト|リンダ・グラットン
この言葉から分かるように、未来は万人に平等に訪れてはいません。
より幸せな未来を手に入れるために自分から情報を取りに行き、行動していかないといけないのかと思います。
よい未来を手に入れるためにぜひ紹介した本を参考にしてみてください。
もっとおもしろい本が見つかったら随時追加していこうと思います!