ビットコインはいくらから買えるかというと、最低金額1円から購入が可能です。
ビットコインの最低購入額や主要な取引所の比較、初心者におすすめの購入方法、そして投資を成功させるための心構えまで、初心者が知っておくべき情報を解説します。
ビットコインはいくらから買えるの？
ビットコインはいくら買えるのかと言うと、取り扱う業者によっては1円から購入することが可能です。
最低購入金額は取り扱い業者によって異なります。
以下の表にまとめますが、ビットフライヤーなら1円から、コインチェックやビットポイントでも500円あればビットコインは購入が可能です。
販売所の最低購入額
| 最低購入金額 | |
| コインチェック | 500円 |
| ビットフライヤー | 0.00000001BTC（0.15円程度） |
| GMOコイン | 0.00001BTC（150円程度） |
| ビットポイント | 500円 |
取引所の最低購入額
| 最低購入金額 | |
| コインチェック | 0.005BTC以上かつ500円（相当額）以上 |
| ビットフライヤー | 0.001BTC（15,000円程度） |
| GMOコイン | 0.0001BTC（1,500円程度） |
| ビットポイント | 0.0001BTC（1,500円程度） |
販売所と取引所の違い
販売所と取引所の違いは以下の通りです。
■ 販売所：
→ ユーザーが暗号資産取引所（CoincheckやbitFlyerなど）と取引をする。スプレッドという手数料がかかるため少し割高。
■ 取引所：
→ ユーザー同士が取り引きを行う。手数料は安いが、注文がやや複雑で初心者には少しむずかしい。
販売所の方がより簡単にビットコインの購入ができ、少額から購入が可能ですが手数料が少し割高になる…という特徴があります。
割高にはなりますが、初心者の方は販売所での購入がかんたんでおすすめです！
※各取引所の最低購入額は変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください
ビットコインの基礎知識
現在（2024年11月）は1ビットコインが1,500万円ほどで推移していますが、ビットコインは細かく分割して取引することが可能。
なので「ビットコインって1,500万円もするの？買えないよ！」なんてことにはならないので大丈夫です。
ビットコインの単位
| ビットコイン（BTC） | ビットコインの基本単位 |
| ミリビットコイン（mBTC） | 1BTCの1/1,000 1mBTC = 0.001BTC |
| マイクロビットコイン（μBTC） | 1BTCの1/1,000,000 1μBTC = 0.000001BTC |
| サトシ（Satoshi） | ビットコインの最小単位 1BTCの1/100,000,000 1Satoshi = 0.00000001BTC |
ビットコインの最小単位は「サトシ（Satoshi）」で、小数点以下8桁まで分割可能。ビットコインの考案者であるサトシ・ナカモトにちなんでそう呼ばれています。
ビットコインの考案者：サトシ・ナカモト
サトシ・ナカモトは、ビットコインのコンセプトとその基盤技術であるブロックチェーンを提唱した人物（もしくはグループ）です。
日本人っぽい名前ですが、正体は不明…
2008年に『Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System』というホワイトペーパーを発表しています。
ビットコインのメリット・デメリット
ビットコインには大きなメリットがありますが、その分デメリットも存在します。以下のメリットとデメリットをしっかり理解した上で投資するようにしましょう。
メリット
- ボラティリティーが高い
- 右肩上がりに成長している
- 偽造されない
ビットコインはボラティリティーが高いため、利益を出しやすいのが大きなメリットの一つです。
価格が変動する割合のこと。価格の変動が大きいことを「ボラティリティーが高い」と言い、小さいことを「ボラティリティーが低い」と表現する。
ビットコインは「ボラティリティーが高い」部類に入る。
また、多少の上下はあるものの、ビットコインの価格は長期的に見れば右肩上がりに成長しています。
5〜10年、もしくはそれ以上の長期的な視野で見ることでプラスのリターンを得る可能性をグッとアップさせることができます。
デメリット
- 短期間では大きな損失を被る可能性が高い
- ある程度のITリテラシーが求められる
- 資産が消失する可能性がある
ビットコインの価格は短期間で大きく変動することが珍しくないため、短期間の投資だと大きな損失を被ってしまう可能性が高いです。
また、ビットコインを購入するにはスマホかパソコンが必須。
そのため「スマホの操作は苦手で…」という方には、ビットコインの購入は少しハードルが高いかもしれません。
新しい技術や知識を学ぼうとする姿勢も大切です！
また、ビットコインは送金ミスをすると資産は二度と戻ってきません。
ビットコインの秘密鍵（プライベートキー）を忘れてしまうなどしても資産を取り戻すことができなくなるので注意が必要です。
ビットコイン初心者が持っておきたいマインドセット
「これからビットコインを始めていきたい！」という初心者の方に持っておいてほしいマインドセットは、以下の３つです。
- 長期的な目線を持つ
- 余剰資金で投資する
- 最新のIT技術に触れることを恐れない
最も大切なのは、長期的な目線を持つことです。
ビットコインは価格の変動が激しく、短期間で大きな値上がりや値下がりを繰り返します。が、日々の価格の上下に振り回されず、長期的な目線で投資しましょう。
また、余剰資金で投資するようにしましょう。
ビットコイン投資は、正直なところリスクと隣合わせ。生活費や緊急資金を投資に回すのは避け、余剰資金で行うことが基本です。
「最悪無くなっても構わない」金額を投資してください。
生活できなくなっては元も子もないので、余剰資金を使うのはとても大切です！
意外かもしれませんが「最新のIT技術に触れることを恐れない」のも大切なポイントです。
ビットコインは金融とITが融合した新しい分野。最新のIT技術に触れることを恐れず、積極的に学ぶ姿勢が実は大切だったりします。
ビットコイン初心者におすすめの購入方法
ビットコイン初心者におすすめの購入方法は「積み立て」です。
わたしがビットコイン積立投資をしている主な理由は、以下の３つです。
- 少額でコツコツ続けた方が効果がありそうだったから
- 育児しつつ投資するなら積立が最適だと思ったから
- 購入するタイミングでいちいち悩まなくていいから
一度に大きな金額を投資するよりも、少額を長い期間でコツコツ投資することでリスクを分散させることができます。
また、子どもも生まれて時間も自由に使える時間も少なくなったので「設定して、後は放置」できる積み立てでビットコインを購入しています。
一度設定だけしてしまえば、後は放置できるのがビットコイン積立のいいところです。
ビットコインを購入するときは「いつが安いかな」「もうちょっと待てば下がりそう…」などと悩みがちですが、初心者がそんなこと考えても絶好のタイミングなんて分かるわけがありません。
なので購入のタイミングに悩まないビットコイン積立は初心者に最適です。
ビットコイン積立をやってみた結果
ビットコイン積立を実際に３年間ほどやってみた結果、毎月2〜3万円の投資にも関わらず100万円以上の含み益を得ることができました（2024年11月現在）。
以下の記事で詳細な内容を報告しています。
■ 合わせて読みたい
＞ ビットコイン積立の結果をブログで公開
ビットコイン購入に関するよくある質問
Q. ビットコインのおすすめの取引所はある？
ビットコイン積立をするならコインチェックやビットフライヤーがおすすめです。
どちらもアプリはとても使いやすく初心者でも簡単に操作可能。
わたしはどちらも活用していいますが、1円単位で細かく金額を設定したい場合はビットフライヤーで積み立てるのがおすすめできるといった印象です。
Q. ビットコインはスマートフォンだけで購入できる？
はい、可能です。
多くの取引所がスマホアプリを提供しているので、口座開設から取引までスマホ一台で完結します。
口座の開設方法については以下の記事も参考にしてください。
Q. ビットコインって税金かかるの？
ビットコインを売却して利益が発生した場合、雑所得として扱われるため所得税の課税対象となります。
年間の利益が20万円を超える場合は確定申告が必要。詳細は税理士や税務署に相談することをおすすめします。
#ビットコインいくらから買える #ビットコイン積立
