・MetaMaskってなに?
・なんでMetaMaskって必要なの?
・どうやって始めたらいい?
MetaMask(メタマスク)とは、Web上でトークン(暗号資産)を管理することができるウォレット(財布)のこと。
これからMetaMask(メタマスク)を使ってDeFiやNFTなどにチャレンジしたい方に向けて、始め方を画像つきで解説します。
初めて触ったわたしでもサクッと登録できました!
この記事を読めばすぐにでもMetaMaskを始められますよ。
OpenSeaでNFTを購入したい方は、以下の記事を参考に進めてみてください。
MetaMask(メタマスク)とは
MetaMask(メタマスク)とは、イーサリアム系のトークン(暗号資産)を保管できるWeb上のウォレット(財布)です。
OpenSeaでNFTを購入したり、DeFiを始めるためにはMetaMaskと接続することが必須となっています。
MetaMaskには
- Google Chromeなどのブラウザの拡張機能で使える「ブラウザ版」
- スマホアプリにインストールして使う「アプリ版」
の2種類があります。
どちらでも大丈夫ですが、アプリ版は少し使いにくい印象なのでブラウザ版がおすすめです。
MetaMask(メタマスク)のメリット
MetaMaskのメリットは、以下の3点です。
- 日本語に対応
- トークンをスワップできる
- OpenSeaとすぐに連携可能
1. 日本語に対応
MetaMaskは日本語に対応しているためスムーズに利用を開始できます。
英語が苦手なわたしでも全然問題なく使えました!
MetaMaskの公式ページは英語で書かれてますが、Google Chromeの拡張機能追加画面からは日本語で進めることができます。
2. トークンをスワップできる
MetaMask内でトークンをスワップすることができます。
■ トークンとは:
→ 既存のブロックチェーン上で発行された仮想通貨(暗号資産)のこと。
■ スワップとは:
→ 交換するという意味。あるトークン(仮想通貨)を、別のトークンに交換すること。
つまり、MetaMaskを使うことによって取引所を経由することなくほしい仮想通貨に交換(スワップ)することが可能です。
3. OpenSeaとすぐに連携可能
MetaMaskを導入しておくことによってOpenSeaとすぐに連携し、NFTを売買することが可能になります。
■ OpenSeaとは:
→ NFTを購入することのできる世界最大のマーケット
OpenSeaでNFTを購入したくてMetaMaskを登録しようとする方も多いのではないでしょうか。
NFTに挑戦したい方はMetaMaskを事前に登録しておきましょう。
MetaMask(メタマスク)のデメリット
MetaMaskのデメリットは、以下の2点です。
- ハッキングのリスクがある
- MetaMaskに対応しているブラウザが少ない
1. ハッキングのリスクがある
MetaMaskはWeb上で管理するウォレット(ホットウォレット)のため、ハッキングのリスクがあります。
■ ホットウォレットとは:
→ 常時インターネットに接続されているウォレットのこと。
■ コールドウォレットとは:
→ インターネットから切り離された状態のウォレットのこと。
ハッキングのリスクを下げるためにも
- 公共Wi-Fiなどに接続して使わない
- シードフレーズや秘密鍵を絶対に誰にも教えない
- 正しいウェブサイトか確認して接続する
などの対策をしっかりしておきましょう。
2. MetaMaskに対応しているブラウザが少ない
MetaMaskに対応しているブラウザが少ないこともデメリットのひとつです。
現在MetaMaskに対応しているブラウザは、以下の4つ。
- Google Chrome
- Firefox
- Brave
- Opera
普段使っているブラウザが上記以外であれば、いずれかをインストールしておきましょう。
わたしはChromeを使っていますが、ブラウザとしてのシェアも高いしおすすめです!
MetaMask(メタマスク)の始め方|7ステップ
さっそくMetaMaskをインストールしていきましょう!
1. まずはMetaMaskの公式サイトにアクセスします。
※Googleで検索した場合でも、検索上位に偽サイトが表示される可能性があります。しっかりとURLを確認するようにしましょう!
2. 右上の「Downroad」をクリック。
3.「Chrome」を選択した状態で「Install MetaMask for Chrome」をクリック。
4. Googleウェブストアに遷移したら「Chromeに追加」をクリック。拡張機能にMetaMaskを追加していきます。
「開始」をクリックします。
5.「ウォレットの作成」を選択。パスワード設定画面になったらパスワードを作成します。
6. ウォレットの保護の画面では動画を閲覧後「次へ」をクリック。
7. シークレットリカバリーフレーズ(秘密のバックアップフレーズ)を確認することができます。
こちらの①英単語は、順番を含め紙に書くなどして「絶対に」忘れないようにしましょう。
また、誰かに訊かれても絶対に教えてはならないフレーズです。
メモが完了したら「②次へ」をクリック。
先ほどメモしたシークレットリカバリーフレーズの英単語を順番通りに入力できればMetaMaskのインストールは完了です!
設定おつかれさまでした!
MetaMask(メタマスク)に関する質問
Q. なぜMetaMaskを使う必要があるの?
コインチェックなどの仮想通貨取引所のウォレットは、OpenSeaなどのサービスに対応していないためです。
よって、OpenSeaやDeFiなどを利用する際は
- コインチェックやbitFlyerで交換した仮想通貨をMetaMaskに送金
- OpenSeaなどのサービスと接続
といった手順を踏む必要があります。
Q. シークレットリカバリーフレーズを忘れたらどうなるの?
シークレットリカバリーフレーズは、MetaMaskの「設定」から以下の手順で再確認することができます。
- MetaMask内のアイコンから「設定」を選択
- 「セキュリティとプライバシー」を選択
- 「シークレットリカバリーフレーズを公開する」を選択
- MetaMaskのパスワードを入力
MetaMaskのパスワードが分からないと確認することはできません。
- MetaMaskのパスワード
- シークレットリカバリーフレーズ
はしっかり管理・保管するようにしましょう。
Q. MetaMaskはスマホでも使えるの?
MetaMaskのスマホアプリもあるので、スマホでも使えます。
あくまで個人的な感想ですが、スマホアプリはやや使いにくいので、ブラウザ版で使用するのがおすすめです。
Q. ビットコインの保存はできるの?
MetaMaskでビットコインを保存することはできません。
MetaMaskで管理することができるのは
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアム系の仮想通貨(ERC-20トークン)
のみとなっています。
■ ERC-20とは:
イーサリアムブロックチェーンのトークン規格。イーサリアムのブロックチェーンと互換性を持つ暗号資産を作る際は、このERC-20という規格に合わせる必要がある。
※補足|BSC(Binance Smart Chain)を使用して、ビットコインに連動するBTCBトークンをMetaMaskに追加することでBTCBを入金することは可能です。
Q. ウォレットは複数個作った方がいいの?
ハッキングによる盗難対策のためにも、ウォレットは複数作成するのがおすすめです。
「NFT購入用」「NFT保管用」など、目的別にウォレットを分けることで、万が一ハッキングされても大事なNFTを盗難から守ることができます。
■ 合わせて読みたい
> MetaMask(メタマスク)で複数ウォレットを作成する方法【盗難防止】
まとめ
この記事では
- MetaMask(メタマスク)とは
- MetaMask(メタマスク)のメリット・デメリット
- MetaMask(メタマスク)の始め方
をそれぞれ解説してきました。
MetaMask(メタマスク)は、Web上でトークン(暗号資産)を管理することができるウォレットのこと。
「Web上で管理するなんて怖い…」と感じるかもしれませんが、最初に注意点をしっかり把握しておけば大丈夫です。
- MetaMaskのパスワードや、シークレットリカバリーフレーズをしっかり管理する
- シークレットリカバリーフレーズを誰かに訊かれても絶対に教えない
- 公共WiFIやフリーWiFiに接続して使わない
以上をしっかり守ってMetaMaskを使っていきましょう。
MetaMaskをインストールすればNFTの購入が可能になりますよ!
OpenSeaでNFTを購入したい方は、以下の記事を参考にしてください。
■ 合わせて読みたい
>【初心者向け】OpenSeaでCryptoNinjaPartners(CNP)を買う手順をイチから解説|7ステップでOK!